チーズマン

グランド・ホテルのチーズマンのレビュー・感想・評価

グランド・ホテル(1932年製作の映画)
3.6
今や映画のストーリー形式の定番の一つグランド・ホテル形式を最初に発明した映画。

83年前の作品にしては信じられないくらい違和感なく観れて、どれだけこの方法が今に定着してるのか分かった。ストーリーの骨組みもこの時にほぼ完成してるような気がした。

特典映像のメイキングが面白くて、監督が霞んで見えるほど若き天才プロデューサーの働きが魅力的に見えた。
オールスターキャストをあえて同列にぶつけ合うことで生まれる様々な撮影時のエピソードや、完成するのかどうかと世間に思わせるスリリングさで、スクリーン上に映される以外のことも含めて作品にしてしまうところは仕掛け人の存在が大きいと思った。
だからこそアカデミー賞に作品賞だけノミネートされて、そして見事に作品賞をかっさらっていったのもうなずけた。