広島カップ

脱走特急の広島カップのレビュー・感想・評価

脱走特急(1965年製作の映画)
3.0
イタリアにある連合軍捕虜収容所から集団脱走を図った捕虜達ですが再び捕まってしまい列車でドイツに送られることになります。
その中の一人の米軍大佐(フランク・シナトラ)が指揮し列車を乗っ取りスイスに向かおうとしますが...

前半の収容所からの脱走までより後半の列車に乗ってからの方がアクシデントが次々に起きて俄然スリリングになり明らかに後半型の作品です。前半を観ていて退屈して本作を脱走してしまう人は少し勿体ない。

『暴走機関車』(1985)と同様に脱走に蒸気機関車が付いていて両者のファンには嬉しい作品。
『大脱走』(1963)→『大列車作戦』(1964)→
本作(1965)
と前ニ作品の流れを汲んだ本作は両作品のいいとこ取りとまでは行っていない感じです。
マックイーンやランカスターに比べてフランク・シナトラは少しもっさりしている印象でした。
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