映画をとてつもなく愛して、とてつもなく嫌った
少年トトとアルフレッドの人生をたどった作品です
久々に何年か越しに見たのですが、こんなにも感想が変わるとは。
「映画みたいに甘くはない。現実はもっと困難だ」アルフレッドのセリフ。現実にフォーカスした映画が、ここまでロマンチックで、ここまで感動するとは思いませんでした。
何よりも映画で、何よりも感想しました。
この映画でポイントだと感じたのが、音楽とアルフレッドです。何度も同じテーマを使っても飽きず、何度も感動する。テーマ自体が素晴らしいのはもちろん、アルフレッドを毎回思い出させるストーリーも素晴らしいです。
古き良き映画は、その時代に作られたものしかなし得ないと実家しました。
子供の頃に見て、大人になってから見て、全く違う映画のように感じました。それこそアルフレッドの果たした約束。大人になってから分かる、その頃の自分では分からなかったことが、ラストシーンでは身にしみて感じます。
そういうことだったのか、アルフレッド。