土屋ノリオ

ニュー・シネマ・パラダイスの土屋ノリオのレビュー・感想・評価

4.3
本作はある小さな村に住む少年と、その村の映画館にいる男性との友情を描いた物語。孫ほど年の離れた二人のストーリーが進むにつれて、芽生える友情に胸を熱くさせられる。

「今年も二人で1000本を観よう」

自分の映画友達で、このフィルマークスの人気ユーザーでもある友人とそんな約束も笑いながら話したこともある。
しかし年齢を重ね、家族・仕事などいろんな問題が発生した場合は、映画などの趣味は後回しになってしまう。それでも話したり、メールが出来なくなっても、このフィルマークスで観た作品のレビューを読んだりしていると、会っていなくても繋がりを感じてしまう気がしている。本作の中の箴言、

「友達は顔つきで選ぶ、敵は頭の良さで選ぶ」

年齢を重ねた今の自分は、

「映画好きな人」

で友達を選びたい。
土屋ノリオ

土屋ノリオ