rage30

トランスポーターのrage30のネタバレレビュー・内容・結末

トランスポーター(2002年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

凄腕の運び屋を描いた、アクション映画。

リュック・ベッソン製作の映画という事で、あまり期待しないで見たんですが、期待値を下げた分、意外と面白かったな~という印象。
アクション・サスペンス・コメディーと、娯楽要素が満遍なく入っていて、なかなか楽しめましたよ。

主演のステイサムは本作が出世作になった様で、確かに、あの細マッチョなアクションヒーロー像は新しかったし、アメリカではなく、ヨーロッパ製作の映画というのも、相性が良かったのでしょうね。

まぁ、「ルールを簡単に破りすぎ!」とか「女の変わり身が早い!」とか、ツッコミどころの多い作品ではありますが、その分、90分で終わる簡潔さとテンポの良さを取ったのかなと。
リアリティーに縛られない分、ブッ飛んだ演出もあって、家にミサイルを撃ち込むのには笑ったし、オイルを使った格闘シーンの斬新さは一見の価値があるなと思いました。

この様にジャンル映画として、割り切って作られているのが本作の魅力であり、成功の理由でもあるのでしょう。
これは最大級の褒め言葉なんですが、午後ローで見る為に作られた様な映画だなと。笑
シリーズ化されるのも頷けましたし、ステイサム映画の中でも1番のお気に入り作品になりました。
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