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トランスポーターのoden8のレビュー・感想・評価

トランスポーター(2002年製作の映画)
4.2
みんなのステイサムお兄様の出世作。
初めて観た時から、彼のエレガントさと気品に色気を感じて止まないよね〜。
世の中に、こんな格好いいおハゲ様がいるのかと。

カーアクションものは、個人的にはこの作品と"TAXI"の2大巨塔しか僕は認めません。
"TAXI"の魅力がご陽気なコメディ感なのに対し。こちらの作品は気品とアクション。

自分を律することの出来る男のカッコ良さたるや。
自分を知り、他を理解しているからこそ。自分を活かし、守ることが可能なルールを作ることが出来る。
そして、ルールを破る輩には容赦しない。
彼が破るときは、目の前に困っている人がいる時だけ。だが、その代償は大きい。

この作品は、完全にベッソンが監督してると思い込んでたわ。脚本だけなのねん。返ってそのくらいのが好きだわさね。油がギットギトのベッソン作品よりもスタイリッシュで見やすい。
だけど、この作品の最大の見所は。油ギットギトのローションスマッシュブラザーズに違いない。

配役も良かった。どこか父性のある、小洒落たジョークを効かせる刑事。
ツバを飲む程スタイルのいい、中国系井上真央ことスー·チー氏の天真爛漫さ。
彼らが、無骨ながらも気品に溢れるステイサムお兄様に彩りを加えてくれる。

これまでには、筋肉だけが売りだったマッチョスター界に新風を巻き起こしてくれたステイサムお兄様。彼の魅力の、取説的作品。

DVD持ってる💕
Cast(役者·キャラ) 5
Story(物語) 3.5
Architecture(構成) 4
Picture(画) 4.5
Acoustic (音) 4
22-336
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