テレザ

真夜中のパーティーのテレザのレビュー・感想・評価

真夜中のパーティー(1970年製作の映画)
3.8
ゲイ仲間が集ったパーティ。
オシャレに気を遣ってて美しく、息をするようにジョークを吐き一番ゲイを謳歌してるように見える主人公がホモフォビアの旧友に向ける引きつった笑い。そう、楽しくいられるのは内輪の中だけ、敗北が前提の勝利、この社会はいつも。正装をして訪れた部外者のせいで気付かされる、自分たちこそが醜いアウトサイダーであること。場のパワーバランスが崩れ不穏な空気に満ちる中、始めた真夜中のゲーム、「一番愛した相手に電話をかける」こと、人生を、生き様を、試されるかのような辛いゲーム。乱痴気騒ぎのパーティのはずが、人生の話になっちゃって、もう絶対にこの夜を忘れられない。