ロビン

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたことのロビンのレビュー・感想・評価

4.5
「プラダを着た悪魔」の監督作品。
ワンコがメインの映画だけれど、暴れん坊将軍のワンコとその家族が一緒に成長しながら過ごしていく過程が描かれて、観ていて色々と考えさせられる映画だった。

前半は、“Bob Marley”から名前をとったワンコのマーリーの暴れん坊将軍ぶりに笑わせてもらえる!
特に、車の窓から身体乗り出しちゃうシーン!
そして笑わせてもらえるのと同時に、大型犬と一緒に暮らす大変さがとっても伝わる。

それとバカ犬という言葉は大嫌い!
ちゃんとしつけをすればバカなワンコはいません。
しつけをちゃんとできない飼い主が全面的に悪い。
そして、手がつけられないと言って、家族であるワンコを簡単に手放す最低な奴等は絶対に許し難い!
地獄に落ちて欲しい!
いや、地獄に落ちろ!

途中お嫁さんが深い悲しみに打ちひしがれてるのを、黙って寄り添うマーリーの姿に目頭が熱くなる。。

ところでどうでもいいけど家族5人と大型ワンコと家と車2台、旦那給料いくらなんだろう?

そしてマーリーが老いて弱ってきてからの後半は、マーリー観るだけで涙が止まらない。。
そしてラストは、大号泣です。。
もう嗚咽しちゃいます。
それと長男にとっては、自分が生まれてからずーと側に居てくれたマーリーの存在は、両親とはまた違う大きな存在だったと思う。。。

毎日思いっきり愛情表現してくれて、自分のことをこんなにも愛してくれる存在は他にいないと思う。
いなくなってしまう寂しさ、辛さは半端ない。
でもその時は必ず訪れてしまう。
ウチのワンコも人間で言えば還暦。
後悔のないように、毎日を大切に一緒に過ごしていきたい。。

それと動物と暮らして(動物を飼うという言い方嫌い、上から目線でイヤ!家族なんだから一緒に暮らすという言い方が正しいと思う)一緒に年を重ねて最期まで看取った事がある人には余計に、グッときちゃうと思う作品。。
ロビン

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