アルフィー。バンドじゃないよ。
1966年のイギリスの映画。
「彼女には今夜限りなのがわかっていない
人妻が溺れてきたら潮時だ
次は亭主に合わせたがる、目に見えている」
「じゃ、おやすみ」と言うアルフィー。
シディーは来週のパーティーにアルフィーを誘います。
「だんなは?」と言うアルフィー。
「あってよ、おやすみ」と言い、キスをするシディー。
「亭主に会ってなにが楽しいんだ?、
会ってみろ、実にいい奴だったりする、たいていそうだ」
「その女房とやりながら、奴が洗濯したり、パブで話している姿がちらつく
よくいるマイホーム亭主だ」
「これからギルダを訪ねる、
彼女はばかじゃないが単純だ、本命の器じゃない
連れて歩きたい女じゃないがキープしておくのには最高だ」
浮気して浮気して、キザで軽口たたくけど優しくて切ない、満たされない、幸せになれないし幸せにしてあげることもできない、
そんなオトコのおはなし。
背広や車、何でも手に入れてきたけど、何かを手に入れるには何かを手放さなければならなかった。
それで何かいつまでも満たされない。
一体何のために生きてるんだ…
そう最後に独白する。
たれ目の若いときのジェーンアッシャーがかわゆい…。
「アルフィー」名作です。