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レベッカのcのレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
3.3
ヒッチコックの今まで観た作品での中では観やすいサスペンスドラマの様でした。サイコ的な感じより、昼メロっぽいサスペンス。
出てくる人々のキャラが良く、嫌な奴は徹底的に性格悪い。

何故か、最初しか出てこなかったけど金持ちの傲慢で性悪な中年おばさんの嫌味キャラが抜群で、主人公はこの人を刺しちゃうのか?それともおばさんが ひがんで主人公を刺すのか?!ほんとーに嫌なおばさんだった。
全く先が読めず、人物描写丁寧で面白い前半。


謎の富豪の紳士マキシムから短期間でプロポーズされ。。。夢の様な玉の輿!豪華で閑静なお屋敷マンダレーへ。
でも、その中で始まる窮屈な結婚生活、主人公の緊張状態は一向に解けず馴染めず、ずっとオドオドしている様が不安定な空気感を醸し出してくる。
亡き前妻レベッカをそこかしこに匂わせ、主人公の嫉妬心と疎外感を膨らませドンドン不安定になっていく主人公。
(マキシム役のローレンス・オリビエが引き金で、ヒッチコックが周りに指示し、主人公のジョーンフォンティンに冷たく接しさせ、ビクビクして打ち解けられない演技を彼女から引き出したとか。)
家政婦長ダンバースの不気味さは序盤の方が、薄気味悪い恐怖感煽ってきて良かった。
後半は昼メロサスペンス的に観てました。
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