Dumbo

レベッカのDumboのレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
4.0
“毎日思い知らされる
レベッカにあって私にはないものを”

後妻に入るって、こんなに辛いものなのか…
自分以外の人みんなが
前妻と比べて自分を見ているような気がして
息が詰まるような苦しさ…
好きで結婚したはずの夫にまで
怯えて暮らすなんて…
前半のこの不安なヒロインの気持ちに
共感するあまり、
辛くて観るのやめよかな…と
思ったほどだったけど…笑
後半の展開でどんどん引き込まれていって
おもしろかった‼️



ハイジのロッテンマイヤーさんみたいな
家政婦のダンバース夫人の不気味な存在感…
怖い…

前妻の事を話すと急に怒り出す夫…
怖い…

“R”の文字が、何も言わないのに
すべてを語っているように思わせる…
不気味…

姿の見えない“レベッカ”に
ひたすら怯える毎日…

“レベッカはどんな人だった?”
それぞれが抱く“レベッカ”への思いが、
見えない“レベッカ”の存在感を
より大きくしてしまい…



ヒッチコックらしい、
人の心理を利用したサスペンス。
いや〜お見事!!
何回かの心理的なドンデン返し!!
そうだったのか〜!が何回も!
さすがヒッチコック!
これ以上は言えません…笑



今回のヒッチさんのカメオ出演、
見つけられなかった…
もう一度見返す時間がなかったので、
ヒッチさんがどこに居たか、
知っている方教えてください🙏



REBECCA
Dumbo

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