このレビューはネタバレを含みます
私だけの宝箱に入れておきたいくらい、
自分にとって大切な映画になりそうな
『ビフォア』シリーズ3連作!!
『ビフォア・サンライズ』の続き、
『ビフォア・サンセット』。
タイトルからしてロマンティックすぎる、なんて簡素な言葉で言い表しちゃうのは惜しいです。
9年前のウィーンから、
9年後のこの映画では、パリへ。
相変わらず2人が会話しているだけの映画なんですけど笑、
時間が経って再会した彼らは
それぞれ仕事もして、結婚もして。
あの1日の出来事から
離れて積み重ねた9年の時間分の言葉には、
ビターさもちょっぴり入り混じっている。
ちらりとパリの景色が見えそうなんですけど……?全然見えなくて(笑)、
やっぱりうつるのは、
前から、後ろから、
お互いの言葉に夢中になって会話を紡ぐ2人の姿なんです。
(映画的なおもしろさ。)
夢へいざなうみたいな幸せが、
押し寄せてくるようなラスト。
頭抱えてニヤニヤしたくなった時、
そのままエンドロールに突入しました。
あの終わり方はズルい。
◯
ハコ的きゅんポイントの、
「なあに?」って字幕が
また出てきます。
きゅんきゅん。