ビフォア・サンセットのネタバレレビュー・内容・結末

ビフォア・サンセット2004年製作の映画)

BEFORE SUNSET

製作国:

上映時間:81分

ジャンル:

3.9

「ビフォア・サンセット」に投稿されたネタバレ・内容・結末

セリーヌの気持ちが痛いほどにわかる
前作を見てなくても充分に楽しめた。
途中、カフェまでの道のりが長いなと思ったけど、会話を楽しむ、そういう作品だと気付いた。

2人の自然な表情がいいし、
自分を守るためのお互いの嘘もよかった。

時間が来たから終わった、
特別なラストは用意していない、
全部が地続きの作品。
前作に続き今回も2人の会話がメイン
だけど変わらず飽きない
2人の会話はとても知的のある、すごく面白い会話だからそう感じるのかな、と。

9年後のストーリーを描いてるんだけど
当たり前に2人も年を重ねるわけで
それがこの映画をより美しく、味のあるものにしてるのかなと個人的に感じたな

この空白の時間の出来事を限られた時間で語り合うんだけど、久しぶりに会うもんだから凄くもどかしかった
後半は現実味のある会話で、切なく刺さる会話も多々あった…
2人の中で、ウィーンでの1日は幻想的で…

ミッドナイトはいつ見ようかな。
サンライズの続編。
セリーヌは少しドライというかヒステリックいうか笑、になったけど、ジェシーはまだどこかピュアな感じ。9年経ってお互い考えが現実的になったけど、ウィーンでの1日に関してはまだ二人の中で幻想的なもので、それはそれで6ヶ月後に会えなくてよかったんじゃないかと思う。
次作はブルーバレンタインみたいに、倦怠がテーマらしいからここで観るのやめようかな笑
最後の部屋のシーン、好き!



なぜ電話番号を交換しなかった?
なぜだ?
---Young and stupid.


愛には義務を果たす以上の何かがあるはず

人って自分だけがつらいと思い込んでる

本当に溶けるか確かめたいの


相変わらずセリフの量がえぐい映画だった
「若い頃は出会いが沢山あると錯覚してしまうんだ。」「そう。でも歳をとるとそれはほんの僅かなものだったと気付かされる」
とてもいい。哀愁漂う。元気が溢れた若い頃とは違う、地に足をつけた現実的な大人の会話。それでも過去のキラキラを忘れてはいない。でも若かったなの一言ですまされてしまう。。。
サンライズはロマンチックな台詞の数々がすごく良いけれど、
サンセットは2人の関係性の機微な動きがリアルに見られてすごく面白かった。こっちのが好きだ。

仕事の話、環境問題なんていう話題から
相手を欲していること、気持ちが変わってないこと、自分の人生に何か欠けていてそれがあなただということ、を遠回しに打ち明けていくもどかしい2人の会話。自分だけが惨めにならないよう、相手が自分をどれだけ忘れられず恋しく思っていたか探りながら。

9年の時が経ち”オトナ“になった2人の間にできたしがらみを払い、
ジェシーとセリーヌはまた「本当に出会い」、「真に話し合い通じ合う」ことができるのか...終始画面にしがみついて観ていた。

そして、車内で本音をぶちまけるようになってからの展開がすごく好き。
“Memory is a wonderful thing if you don’t have to deal with the past.” だけれども
思い出を美しい思い出として終わらせるのではなくて、2人が向き合えてよかった。

“I guess memory’s never finished as long as you’re alive.”
😌
ヒロインが彼を思って作詞した歌のひきがたりのラストシーンは本当に幸せだった。お互いがあの日に会えなかったことを心底後悔しながら、会えなかった数年間ずっと思い合っていたのだ。
シリーズ3作のうちの2作目。幾度目かの鑑賞。思い入れ、思い込み、僻見や先入観、独断と偏見。とにかくかなりの依怙贔屓バイアスが掛かっており、客観的レビューが難しい、。

1作目から9年を経て再会したふたり。
もうそれだけで感涙、。
色々言いたいけど、特にラスト。映画史に残る名シーンだと思う。
まるでコーヒーの闇にミルクがゆっくりと溶けていくような深い余韻を齎す。
流れるNina Simoneのエスプレッソの如き(コーヒーだけに)苦味のあるソウルフルな歌声。
おどけたステップを踏むセリーヌとそれをソファに座って見つめるジェシー。
別れの時はもうすぐそこ。ふたりは果たしてどのような決断を下すのか。まさしくJust in time。
今まさに核心に迫ろうというその瞬間、ゆっくりとフェードアウト。
まるでふたりの気持ちが交わるフレッシュな(コーヒーだけに)その刹那の空気を閉じ込めようとするみたいに。

観た後はいつも決まってふたりの"その先"をあれこれと取り留めもなく考えてしまう。
そしていつも決まって愛しい人を想う。みたいな。そんな映画。
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