緑の草原から喪服の人々が徐々に現れ、タイトルが表示されるオープニングの美しさが完璧すぎる!
ハリソン・フォードが乱暴者すぎることも、レイチェルを見つめる視線が暑苦しいことも、アーミッシュの美しい暮らしの画で帳消しになります。
青いシャツにエプロンワンピースの装いが素敵。
村の男衆全員で、小屋を建てる様子を丁寧に描いているシーンも良かったです。ハリソン・フォードはさすがに手慣れた様子。
レイチェルの息子役、ルーカス・ハースとの関係もいい。
ピーター・ウィアー監督の、植物的な美意識と、野性動物を感じさせる恋愛の描写の対比が面白いです。
『ピクニックatハンギングロック』をもう一度観たくなりました。