ディス・イズ・イングランドの作品情報・感想・評価

「ディス・イズ・イングランド」に投稿された感想・評価

NOOO000ooo

NOOO000oooの感想・評価

3.0
以前、ケンローチ監督作「SWEET SIXTEEN」のレビューでも書いたように、16歳と言う年頃のA面が勉強、部活、恋愛、夢あたりだとすると、B面は非行、ケンカ、いじめ、SEX(オナニー)、飛躍するとドラッグや殺人などの少年犯罪なのかなと思う。そのB面も大きく分けると、裏で表をやってる不良部のようなB+と、AにもBにも馴染めないビターなB−に分かれると思う。

と言った意味で完全なB+の世界観でファッションと音楽がかっこいいだけで、モッズだろうがロッカーズだあろうがスキンヘッズだろうが日本の暴走族だろうがカテゴライズされた中に漂う同種のイデオロギーに僕自身はどうしたって馴染めず、映画としては見応えはあるのだけど体質的に無理みたい。ついでにスキンヘッズのルーツって少なくとも音楽はジャマイカにルーツがあるんじゃないの?みたいな皮肉は感じずにはならない。
xoxo

xoxoの感想・評価

4.0
スキニー Dr.マーチン サスペンダー バンダナ ハット MA1👍🚬
もも

ももの感想・評価

5.0
最高映画だったな。こんな青春最高に決まってる。

コンボは本当に最低だけど、その最低さも含め現実的で、良かったな。ショーンみたいな童貞臭くて可愛くて、年上に影響されちゃうような子好きなんだよなぁ〜。

とにかくロンのフレッドペリーの服装がタイプすぎるし、デブがニットのロールキャップ被ってるのも好きすぎるし、この時代最高だなって思った。、音楽も良かった、。

要所要所で、泣けたんだけど、それ以上にこの映画が自分が好きだった人絶対好きだなって思ったら、それにまた泣けてきて、、もう何もかも完璧な映画でした…
社会問題を扱った点では高評価なんだけどコンボが嫌すぎた。
umi

umiの感想・評価

5.0

トーマス・ターグーズがやっぱりマジで最高すぎる。なんなのあのダサ可愛さ。頑張って出来るものじゃないからこの子見つけた監督が偉い。

やっぱりイギリスで映画作るなら北に行きたいものだね。訛り聞くだけで映画が始まるって思う。
zak

zakの感想・評価

4.3
これぞまさにタイトルそのものズバリな英国映画。
個人的に好きな映画『トレインスポッティング』や『SWEET SIXTEEN』なんかのイギリス特有の作品の感触にも似た社会派青春映画でした!

主人公がぽっちゃりダサめで生意気な12歳?ぐらいの少年だったので、最初はちょっと憎たらしい感じだったんですけどw、80年代に流行したスキンヘッドの不良たちと出会ってから一気に引き込まれました!

とにかくこの不良たちがイカすんです。
ロールアップジーンズにドクター・マーチンのブーツ。ベンシャーマンのシャツにサスペンダー。そしてハット。一周回って真似したくなるファッションがカッチョいい!

キャラも粒ぞろいで個性的。何気にお母さんも良いキャラやし、どぎついメイクのスメルっていう彼女とのやり取りも妙に良い。

しかし今作は単なるファッション・音楽のオサレ映画ではないのです。
途中とある人物の登場で一変する空気…得体の知れない不穏な緊張感が漂います。

言うなれば、『イングロリアス・バスターズ』のクリストフ・ヴァルツや『グッドフェローズ』のジョー・ペシにも通じる、何を考えているのか分からない、どこでスイッチが入るか分からない、そんな緊張感。

偏りすぎな思想の描写は何となく『アメリカン・ヒストリーX』をも想起しました。

ラストの後味は予想通りビター。
しかし凄い傑作に出会ってしまった感。
英国好きなら是非観ておきたい逸品なのでした…!
びーる

びーるの感想・評価

4.5
1980年代初頭のイギリスを背景に、フォークランド紛争で父親を亡くした少年ショーンが仲間と出会い、自分の生きる道を見いだしていく物語。

ファッション、カルチャー映画かと思いきや、内容の濃い社会派映画でした!もっと予備知識を入れとくべきでした…

もちろん当時のファッション、文化を堪能できます。スキンヘッドにベンシャーマンのシャツ、サスペンダーにDr.Martin…
60年代のモッズカルチャーを伝統的に受け継いでいる感じがしてとても感慨深いです泣
みんなが洗練されたファッションを纏い、画面いっぱい使って並んで歩くシーンは鳥肌モノです!

後半から徐々にシリアスになってきます。
グループの仲間割れや右傾化、人種差別など当時の社会問題に目を背けることができませんでした。
サッチャー政権の規制緩和が影響で失業率が悪化し、経済格差が生じて労働者階級がオラついてるのかなぁ…??もっと勉強しないとですね笑

この作品で若者の実態が少しだけわかったと感じています。感化されやすいが故に悪いものも一気に吸収してしまうし、繊細で弱いから集団に属したがるのかな…それでもグループの中で自由に目立ったことしたら敵視されてしまうし…葛藤
自分の考えをもたないとダメですね!

イギリスの文化知りたい〜!って軽い気持ちで見ましたがこの作品に教えられたことが多すぎました。
ゴリっとした内容なのに、この静けさが生々しい。あの時代の、妬みやストレス、怒りなんかがごちゃ混ぜになって、ドロドロした形容できない感情がひしひし伝わってきた。どんなに大きな理由を掲げたところで、元の原因は実はかなり個人的な事だったりする。前半の若者達のわちゃわちゃした感じから、コンボが加わってシリアスになる過程が面白い。絶対的な正義や良心がいないから全体的に少しヌメッとしているけど、個人的にはその感じが好きだった。30年以上の話を描いているけど、今の時代に観ても面白いと思う。

【再】
anna

annaの感想・評価

3.8
スキンズのスピリッツ。
ファッション映画として見たけど、これは生々しくて、痛々しくて、それでもそれぞれの正義があるきっとイギリスのリアルな歴史。
日本人である私には言葉で政治思想としてのナオネチやスキンズを説明されてもピンとこないけど、この映画でほんの少し本質が見えたような気がした。
みんな正義だと思って行動して、大義のためだと犠牲をだす。

前半の青春映画から、後半は思想のぶつかり合い。見終わったあともしばらく穏やかではない。

ファッション映画としてはとても好き。
>|