りょうた

さよなら子供たちのりょうたのレビュー・感想・評価

さよなら子供たち(1987年製作の映画)
4.3
ルイ・マル監督の自伝的作品。第二次大戦中のフランス、カトリックの寄宿学校に休暇を終え戻ったジュリアン。そこに新入生のボネがやってくる。2人が次第に心を通わせていく中で、ユダヤ人を匿っていた学校にナチスの手が迫る。戦争によって理不尽に引き裂かれる友情。ジュリアンとボネの最後の握手、校長先生の「さよなら、子供たち」という言葉が残酷で切なすぎる。どんな戦争映画よりも強い反戦メッセージを感じた。
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