やるせない.............観た日の夜に思い出して悲しくなってしまいしばらく眠れなかった
子どもの集団の描き方が、子ども特有の残酷な瞬間も鮮やかに描かれていて危うさと無垢さが混在している寄宿舎学校の描写が印象に残った。そして淡々とした描き方の中で、その危うさや残酷さの瞬間的な尖りも魅力的だった。
そんな寄宿舎の子どもたちやジュリアンとジャンの様子とか交流を観て子どものとき感じていた不安と安心のぐらつきが激しい空気の中にいるみたいだった。
しばし挟まれる外の世界の脅威の間接的な影にこの日常がいつまでも続くことはないんだという気持ちになりながらずっと観ていたけど、最後は本当に辛かったです。