さよなら子供たちの作品情報・感想・評価

「さよなら子供たち」に投稿された感想・評価

小森

小森の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

目の前で友だちが連れ去られるとかトラウマだろ。
すっきりしているのが良い。ラストシーンは強烈。
Ukosaaan

Ukosaaanの感想・評価

4.2
空襲や戦闘シーンは一切なくとも戦争の残酷さを伝えられる。
いじめっ子もいじめられっ子もチャップリンを見ればみんな同じ笑顔になるのです。
美しい友情に乾杯。
子どもの視線から描く戦争、差別、大人の醜さ。さよならこどもたちの意味は、とてもつらいものでした。
艹

艹の感想・評価

4.0
ナチズムのせまるフランスでの話 ナチスというワードが出たらユダヤというワードが出るしそうなるともう間違いなくお察しなのだけどジャケットが100%ORANGEなのがまたつらいよね。という映画 見直す
mk

mkの感想・評価

4.5
ナチス占領下のフランスで幼少期を過ごしたルイマルの自伝的作品
知的隠れユダヤ人の転校生ジャン。下流階級の出で調理場で働くジョゼフ。社会から除け者にされる。脆くてウブな主人公はジュリアンは何ができたのか。
冒頭と最後のシーン。同じ別れを映し出し、同じピアノ曲が物悲しさを促す。しかし後者のさよならは別物。胸が締め付けられる。
どのシーンほ端々からも読み取れる社会的弱者に対する差別偏見。子どもたちの無邪気で些細な日常生活をメインで追っているからこそ印象的。
彼らの目線で静かに描き出された残酷さ。ルイマル監督が撮りたかったものを観賞できてよかった。
戦争などくそですよ、まったく。みんなで楽しく映画を観るんです。そこには敵も味方も人種も民族もありません。
皆で、チャップリンの映画を観るシーンがとても好きだ。
スクリーンに投影された映像に、生演奏のBGM。戦争中の修道院で、大人も子供も、宗教も関係なくただ目の前の映画を観て笑ったり憧れたりする。みんなの目が頭から離れない。映画って、いいなぁと改めて思う。
あのシーンはこの映画の中で1番幸せな瞬間だったけれど、胸がいっぱいになって涙が溢れそうになった。
「さよなら子供たち」
このタイトルはラストで校長の神父が皆に投げかける「さよなら子供たち、また会おう」から来ている。また会うことなど決してないからこそのこの言葉には、胸が張り裂けそうなほどの重みがあった。
本作はルイ・マル監督の半自伝的映画。
収容所などの直接的な描写はなく、割と終始無邪気で朗らかな印象だが、その中に潜むあの時代の重苦しさと残酷さが痛々しく流れ込む。
1987年ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞受賞。
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