三四郎

鑑賞用男性の三四郎のレビュー・感想・評価

鑑賞用男性(1960年製作の映画)
3.0
日本版スクリューボールコメディかな?
どうもそれほど面白い筋ではないが、ファッションが興味深い。有馬稲子の着こなす衣裳が見どころの映画だ。
有馬稲子は赤リンゴを齧り、芳村真理は青リンゴを齧る。杉浦直樹が芳村から青リンゴを受け取り齧るが、ここで青リンゴを拒否すれば、〈赤リンゴが象徴する有馬〉対〈 青リンゴが象徴する芳村〉といった構図ができ、映画がもっと興味深くなったように思う…。

芳村真理の「今日の私 キレイだろ 惚れな!」という直球ラブレター。
「ある種の嘘は人生を飾り…」
「講義より雑談の方が面白い 大学教授なんてそんなもん」
「パリは流行を作り、アメリカが買い、日本がそれを真似る」
「モードの中にモードしか見ないのは愚かである」という言葉が印象に残った。
俺たちピエロ 哀しいピエロ …サラリーマン哀歌も歌われている。
杉浦直樹が遊んでいたミニビリヤード欲しいなぁ。