別アプローチのオズを見たかったので鑑賞。
ヴィクター・フレミングのオズの魔法使の圧倒的なファンタジーの造り込みに対して、このオズのアプローチは面白かった。まさかコンクリートの公園から始まるオズがあるとは!なんかフォーエバーとか、&ロビンのゴッサムみたいだった。
西の魔女もどんな緑色の痩せこけたバーさんが出てくるのかと思っていたら完全に真逆の煌びやかなパワフルな西の魔女が出てきて驚いた!画面の奥にいるのに耳元で叫ばれてるかのような歌声に感動。
カカシに至ってはマイケル・ジャクソンが担当していて、彼のパフォーマンスだけでも得した気分。
最初のニューヨークは全くのオリジナルだったけど、そこ以外だとわりとライマン・フランク・ボームの原作に忠実なところもあって、オズの魔法使とは違うものを作ろうという意気込みに感動。
ミュージカルシーンは言わずもがなのハイクオリティ!
ただどうしてもドロシーには違和感が残り、のめり込みはできなかった...
聞けば当時34才とのことで、流石に無理があったかと。歌声は本当に素晴らしかったんだが…