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ウィズのkyokoのレビュー・感想・評価

ウィズ(1978年製作の映画)
3.5
ふだんあまりミュージカルは観ない私が、最近「ドリームガールズ」を観まして。
ゴージャスでした、ええ。
(でもどうしても大好きな「ソウルガールズ」と比較してしまい、感動の度合いは薄れてしまった)

で、誰がどの設定か知りたくてググってたら、劇中の「クレオパトラ」の映画化の話はこの作品が元ネタなのかー、へえ~、えっカカシ役がマイケルジャクソン!?
興味が止まらずさっそく鑑賞。
なるほど、40年前の作品ということを差し引いても、なかなかしょっぱい作品だった。

ブロードウェイミュージカル版ではドロシーの年齢は20代前半の設定らしい。そのドロシーを当時33歳だったダイアナ・ロスがやるのはさすがにムリがある。
「大人の気持ちってなに……?」と、その落ちついた風貌で呟かれたら、こちらが途方にくれてしまうではないか。
そして棒みたいに細い体はむしろ子ども。
パニックになったときの動きはとんでもなく面白かったけど。

カカシマイケルが良かった!
歌と踊りももちろんすばらしいけど、足がかっくんかっくんしているのがとにかくかわいくて。
彼はこのとき20歳そこそこだったはず。
このときすでにダイアナ姐さんに恋してたんだろうか。

西の魔女を(おそろしくあっさり)やっつけたあとの、ダンスシーンは圧巻。
「Ease On Down the Road」はノリノリになるけど、こればっかりだな感も。。。
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