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ハービー/機械じかけのキューピッドのtetsuのレビュー・感想・評価

3.8
『バンブルビー』に向けて鑑賞。

かつて大活躍を繰り広げた"心を持つ車・ハービー"
廃車寸前の危機に陥っていた"彼"の元に少女がやってきたことで、再びエンジンの轟音がかかろうとしていた...。

まさに、ディズニー版『バンブルビー』
公開当時、入場者プレゼントが"ハービー"のミニカーで、とても興奮した覚えがあります。笑
改めて観ると、OPが過去作のリスペクトに溢れていて驚き!
「ハービー」シリーズの直系続編でありながら、仕切り直しであるという点は『バンブルビー』と共通していますし、「自分の車を持つこと」=「大人になるための通過儀礼」と考えている少女の描写&彼女が不思議な車と出会う導入部分はそっくりそのままでした。

主演はリンジー・ローハンさん。
今やゴシップだらけで悪名高くなってしまった彼女ですが、この時は真っ当な清純派、ここから上手くイメージチェンジをしていたら、どれだけ良かっただろうに...。苦
そして、父親役はまさかのマイケル・キートンさん。同じく少女のお父さん役として登場した『スパイダーマン:ホームカミング』が記憶に新しいですが、本作でも同様の名演を魅せてくれます。

また『Born To Be Wild』や『JUMP』など、誰もが一度は聞いたことのある名曲が続々と登場するので、それだけでもワクワクするはず。

正直、クライマックスのレースシーンはことごとく反則なので、もはや『スピード・レーサー』(『マッハGoGo』のハリウッドリメイク版)の域ですが、過去作から若い女性へと変化した主人公のおかげで、よりティーン向けラブコメ色が強くなった本作。
『バンブルビー』にハマった人は観ておいて損はない一作かもしれません。

参考
リンジー・ローハン、流出したセレブだらけの「セフレ名簿」は本物だった - フロントロウ
https://front-row.jp/_ct/17173489
(なんで、こうなった。というか、名簿のメンバー...。笑)

2020/9/01
#シリーズ:ラブバッグ を追加しました。
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