川島透監督。そして主演は薬師丸ひろ子、柴田恭兵!これは名作の予感がするのだがもう少し。。。のとても惜しい作品であった。
六本木、麻布界隈での逃走劇はとてもよかった。当時は街のど真ん中でカーアクションも出来たんだなあ。。。ひょんな事から出会って逃げることになった二人。「不思議な国のアリス」をモチーフとして薬師丸ひろ子が非日常に足を踏み入れるのだが。。アリス感はかなり薄い。もう少しファンタジーに出来なかったのだろうか。
逃亡先はとある海辺の別荘。ここでも残念なのが柴田恭兵がずっと負傷していてアクションをさせないというね。別荘内の籠城戦ということで戦いも単調。これもっと痛快なロードムービーに出来たと思うんだけどな。
それとエンディングの曲がめちゃくちゃいいのだが、こうしたテーマ曲は映画全体で使用したほうがいい。