ぴのした

話の話のぴのしたのレビュー・感想・評価

話の話(1979年製作の映画)
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傑作選の中で一番難解だった。繰り返される幼き日の家族の風景、雪の日のりんご、狼の物語、そして戦争。明確なストーリーを描かないまま、同じテーマを何度も繰り返す。

リアルと物語が同じリアリティをもって描かれるが、より恐ろしいのは現実のほうで、残酷な現実の前では怖いお伽話も可愛く思えるものかもしれない。