たけちゃん

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船のたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
みんなは1人のために、1人はみんなのために!


ポール・W・S・アンダーソン監督 2011年製作
主演ミラ・ジョヴォヴィッチ


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日、1月22日は様々な記念日があるんですよ~。

まずは「カレーの日」
1982年に全国学校栄養士協議会で、1月22日の給食はカレーにすることを決めたんですって!
これ、今は違うよねえ。
ねぇ、出た?今日、給食でカレー出た?(笑)


次に「ジャズの日」
なんでもJanuaryのJaと22がZZに似ていることから、Jazzデイ実行委員会が制定しました。かなり強引(笑)
でも、この日にはジャズの裾野を広げるためにライブやコンサートが開かれているとか。う~ん、これは僕も行ってみたい( ˘ ˘ )ウンウン


そして、今回レビューで取り上げるのは「飛行船の日」\(^o^)/
最初、ヒンデンブルク号とかに関係あるのかなぁ……って思ったら、全然違った(^-^)
1916年のこの日に初の国産飛行船「雄飛号」が飛行実験を行ったことに由来するそうですよ。
世界では1900年にツェッペリン伯爵が飛行実験に成功しています。ちなみに、ヒンデンブルク号の事故は1937年のことで、まだまだ後でした!


さて、そんな「飛行船の日」に取り上げる映画は「バイオハザード」シリーズでお馴染みのポール・W.S・アンダーソン監督作の「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」。チョー娯楽作(笑)

まず「三銃士」が大好きです!
デュマの原作も好きですし、「One For All. All For One」の思想も好き。
だから、「三銃士」って言われるとつい見ちゃう(笑)
NHKでやってたBBC制作の「マスケティアーズ」も好きだったし、三谷幸喜の人形劇もかなり好き。映画は何作も作られてますね。
なので、後出しのこの作品は演出で個性を出してきました。それが3D演出!しかも、キャメロンとは違い、ひたすら娯楽演出!そこがポール監督よね。


ひっさしぶりに観たわ(ˆωˆ )フフフ…
いや、楽しい楽しい😊
派手派手だ(笑)
おバカ映画。

これ、3D映画として作られたので、もう、爆発がすんごい(笑)。僕の家では3Dは観られないけど、ここだ!ってところは分かりやすい程に飛んでましたよ( ¯−¯ )フッ
そして、ご丁寧にスローモーション(笑)
今、こんな映画、作らないよねぇ。
ポール監督、3D好きだよね。
「バイオハザード アフターライフ」もめっちゃ3D演出でした( ˘ ˘ )ウンウン
飛行船による戦闘シーンは、劇場で観たら凄かったんだろうなぁ。



あと、今作はキャストも凄いのよ!
三銃士好きにも納得してもらえるのでは?

ミレディはミラ・ジョヴォヴィッチ
まぁ、これは……ね。
でもさぁ、自分の奥さんをよくあんな悪女役に抜擢するよね。ただ、めっちゃ美しく撮る(笑)
でも、ピッタリだった(ˆωˆ )フフフ…

アトスはマシュー・マクファディン
この方、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに所属していた方で、演技は間違いなしでした。あまりメジャーな作品には出ていませんが、「プライドと偏見」でミスター・ダーシーを演じていましたね。

アラミスはルーク・エヴァンズでした。
いや、もう、僕の中ではルークはガストンなんですが、このアラミスもピッタリだったなぁ。これがあって、ガストンに選ばれたか!

ポルトスはレイ・スティーブンソン
やっぱりイギリス出身の俳優で、この方「マイティ・ソー」に出てくるウォリアーズ・スリーのヴォルスタッグですよ( •̀ω•́ )و✧

バッキンガム公はオーランド・ブルーム
たまには悪役もやりたかった?
本当なら、バッキンはこれから起こる「三十年戦争」で活躍だから、続編カモンだよね(笑


そして、今作のダルタニアン役は「パーシー・ジャクソン」を演じていたローガン・ラーマン。無鉄砲なダルタニアンだったなぁ。

コンスタンス役はガブリエラ・ワイルド。この人、イギリス出身のモデルで、すごく綺麗でしたが、映画ではあまり印象に残る経歴はなし。今はお母さん(^-^)

リシュリュー枢機卿はクリストフ・ヴァルツ
悪い役は任せろ?って感じで、風格もあり見事でした。
「アリータ バトルエンジェル」も楽しみです( ˘ ˘ )ウンウン

ロシュフォールはなんとマッツ・ミケルセン。
そんなにマッツのアクは出てなかったけど、剣闘シーンもさすがでございましたよ。


あと、今回、気に入ったのはプランシェね(^-^)
演じるのはジェームズ・コーデンです。この人、いいですね~。イギリスのコメディアンのようですね。人気あるらしい。
「ピーター・ラビット」の実写版でピーターの声やってたの、この方ですよ∑d(≧▽≦*)



この映画、やっぱり劇場で3Dによる鑑賞の方が楽しかったとは思うけど、娯楽作としてはアリです!
もっと人物描写やストーリーに深みを!と、そんな内容を求める方には向きません( ¯−¯ )フッ
できれば、続編で「三十年戦争」を描いて欲しかったなぁ。まぁ、評価低いんで、無理か……( ¯−¯ )フッ