フライ

三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船のフライのレビュー・感想・評価

3.5
17世紀のフランス。ダルタニアンと三銃士が国を救う為奮闘するストーリーは、時代考証もへったくれも無い滅茶苦茶な内容だが、エンターテインメントを楽しむと言う意味では面白い SFファンタジーアクション映画。

若くして王になったルイ13世を操る枢機卿は、自分の陰謀をなす為、邪魔をする王妃を、和平を結ぶ為にやってきたイギリス公爵とのスキャダルで追い落とし、更には戦争まで画策。王妃の大切な首飾りを盗ませ悪事を練り、追い込むが、そんな枢機卿の陰謀を阻止すべく三銃士とダルタニアンが立ち上がり首飾りを奪還する為、戦う事に。
レオナルド・ダ・ヴィンチが設計した飛行船と戦闘シーン、ミラ・ジョヴォヴィッチのバイオハザード貼りのアクションや豪華キャスト陣の演技など見所も満載な作品。

映像の美しさや奇想天外なストーリーとアクションなど中々楽しめたが、若干の物足りなさを感じてしまったと言うのが本音。ローガン・ラーマンは嫌いでは無いが、ダルタニアン役としてのミスマッチ感を覚えたのは残念だった。
続編を検討し期待感溢れる終わり方だが、製作されていない所を見るとやっぱりと納得してしまう部分も。それでも続編を製作したら面白そうだったので残念…。
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