【必見!100年前のZOZOSUIT】
ゴーモン特集『ファントマ』フルマラソンする中で、一番面白かったのが第2話だ。
全体的に、冗長で、エピソードの切り貼り感が目立つ本シリーズにしては、リエゾン、繋がりが利いており、ドタバタコメディとしての精度が高い。
ジューヴ警部に新聞記者ファンドールという相棒ができ、ファントマを追い詰めようとするのだが、どちらもボケ担当。間抜けすぎて発狂するレベルにおかしい。静かなる暗殺者が自分を殺しに来るからと、警部は、全身にトゲトゲをまとって寝るのだが、寝返りうったら死ぬぞ!と思う程道化している。しかも、その静かなる暗殺者が意外なモノで、しかも伏線にもなっているのが面白い。
極め付けが、後のシリーズでも多用される変装。《黒ずくめの男》。コナンのあれを実写で魅せられると、違和感しかない。怪し過ぎるw
しかも、ZOZOSUITの面影が強い。
ZOZOSUITに挑戦しようと思っているブンブンには、ファントマがZOZOSUITを着て外出している人にしか見えず爆笑でした。
これから観る人はエンディングにも注目。オラキオ体操クラブが泣いて喜ぶレベルに思わぬ展開過ぎて、拍手喝采ものだ!