tristana

メナースのtristanaのレビュー・感想・評価

メナース(1977年製作の映画)
4.5
明らかに度が過ぎた偽装工作。もはや何を想定して誰を相手にしているかすらよくわからない(自分との闘い)。無実の人間の行動としてあまりにも異常。やましさもないのにわざわざ自分から危機を招き寄せ、それを不要な演技力と神がかり的な集中力で乗り越えて行くイブ・モンタン。アルドリッチ『ハッスル』を思わせるエンディング。カーチェイスの途中で映画が終わったかのようにモントリオールの風光明媚な景色へパンするカメラ、笑うしかない。