こぅ

ノックは無用のこぅのレビュー・感想・評価

ノックは無用(1952年製作の映画)
3.9
ジャケ写掲載ありがとうございました。

ロイ・ウォード・ベイカー監督による
【サスペンス】。

こんなに初々しいマリリンは初めてだし、こんなに
痛々しい哀しいマリリンも初めて。恐らく彼女の
キャリア中でも一番痛く辛く可哀想な役柄ではなか
ろうか⁈。

偶然、先日鑑賞した【ジェット・ローラーコース
ター】のリチャード(額広い)・ウィドマークが
出ていた。若くて凛々しい。

ほぼホテルの一室で繰り広げられ、短尺でテンポ
良く、キャストがしっかり活きていて、贅肉の
無い脚本が見事だ。
別れ際の1組のカップルと、叔父からベビーシッ
ターを頼まれた1人の女を交互に描き、ホテルの
向かいの窓を通じて、ジェッドとネルが自然に
繋がってゆく。
ネルの本性が露わになり、話は、預かった娘、叔父
、お節介な老夫婦を絡み、どんどん【負の広がり】
を見せ、終盤は騒動に。

序盤のリン(アン・バンクロフト)が意表を突いて
◯◯出す演出〜ジェッドの部屋への繋げ方は文句
無しに上手い。
中盤、ネルが女の子を◯◯てしまうのは本作一番
の衝撃⁈

クラシックは、低予算で脚本勝負!

ラストは、、◯◯の事態逃れ、後味悪くせず、
【救い】を用意。
こぅ

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