【一言で言うと】
「殺しを尊重する男」
[あらすじ]
殺人と強盗を職業としている男ベンと、彼を題材にしたドキュメンタリー映画を制作している、監督のレミー、カメラのアンドレ、録音のパトリック。さまざまな殺人を重ねては死体を遺棄し、殺しのノウハウやポリシーを得意気に語るベンと行動を共にするうちに、撮影クルーのモラルが消失。やがて、ベンと共に女性を襲った後に殺害、遺体から内臓を引っ張り出すという凶行に走るまでになる...。
最近バイト続きで映画が観れなかったもんで...
前からこの映画ずっと気になってたから観たかったんだけど、なかなか近場のレンタル屋になかったから一番遠くのレンタル屋に行ったらありました(^^;;ww
ただ返しにいくのが面倒だな〜ε-(´∀`; )...
まぁそんな話より...とんでもねぇ映画だなオイ😅
モキュメンタリーっていうのはわかってるんだけど、さもリアルに撮ってるから、殺人の現場を見たって感じでなかなか見応えがありました。
主人公の連続殺人犯って『神様メール』のあの暴力オヤジだと思うんですけど、もうこの頃からその鱗片が見えてたんですね😓...
ストーリーの方は主人公ブノワがカメラの前で淡々と人を殺していく。
ただそれだけですけど、どのように人を殺すか。その死体につける石をどうやって見計らうか。金持ちか孤独な老人しか狙わず、子供は狙わない。朝は郵便配達員しか狙わない。
などなどその殺人犯の流儀的な事をカメラの前で美談のように話すことで、ある意味“踏み入るべきではない”世界を真近で楽しめたような感じでした。
それに所々笑いの要素を取り入れてるのも良かったです。
特に砂浜で裸ではしゃいでるシーンはメチャクチャ笑った🤣www
ただ最初は面白いんだけど段々失速していくのが残念だったかな〜...
ラストのオチも途中で何となく分かっちゃうし。
でも個人的には好きな部類の映画ですし、『レザボアドッグス』のようなタランティーノ作品が好きな人はオススメです。
それに意外にも日本リスペクトな所もあるんでよかったら見つけてみてください(^◇^;)