えるどら

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のえるどらのレビュー・感想・評価

4.1
12/30視聴 感想を後回しにしていたら期間が空いてしまった。

始まった最終章、敵は強大で我々は絶望の中にいる。
推しとの同時視聴もいよいよ残り死の秘宝2作のみとなった。
推しの反応がかわいすぎるのでぜひハリーポッターシリーズが終わった後も他の作品を見たい。

今作はパート1ということで話としては割と中途半端なところで終わる。
というか正直全然希望とかもないまま始まって、あんまり希望のないまま終わる。
キャラは死ぬし、味方は捕まるし、社会が自分たちに味方しない。

パート1の役割としてはタイトルにもある「死の秘宝」の解説と分霊箱を減らすこと。
最終回を両陣営の全面戦争で華やかに彩るための下ごしらえといった感じ。
正直大きな盛り上がりとかはあんまりなかったから記憶に薄いんだけどまぁしたごしらえだからそんなもん。

個人的にびっくりしたのは「ファンタビ」の伏線のようなワードがたくさん出てきたこと。
今だからわかる楽しみと、世界観の深さ、広さに圧倒された。

ここまで見てくるとどのキャラにも愛着が湧いてくる。
このシリーズは魅力的なキャラ×魅力的な世界観で話が進んでいくのでハリーたちだけじゃなくて他のキャラが何をしているのかも気になってきて「いまアイツは何やってんだろ」って思っちゃうけどそんなのまで映してると無限に尺伸びるのでダメ。
これだけのキャラがいるのに「キャラに物語を進めさせている」のが本当に上手い。
それでいて伏線の張り方が丁寧で、もうひたすら構成力に舌を巻くばかりだ。

「次回はいよいよ最終回!!
は~~~~~~~~~終わってほしくね~~~~~~~!!!
ずっとこの世界を見ていたい~~~~~~!!」
って感じだった、当時は。
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