トランスマスター

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1のトランスマスターのレビュー・感想・評価

4.0
♯150 ハリポタ駅伝残りわずか

今回は冒頭からホグワーツの描写がなく3人のパーティーが分霊箱を探すロードムービー。まるで『プリズンブレイクシーズン4』のような感じです。
冒頭のポリジュースでハリーに変身しての逃亡術から、魔法省への潜入ミッション。持っている者の負の感情を映像化する分霊箱など内容盛り沢山で個人的にシリーズで一番面白かったです。

◆良い点/注目ポイント
・ハーマイオニーの忘却の呪文やハグリッドのトンネルを反重力で走行する映像など『MIB』なシーンが散見されます。
・ハリーの一行3名
ダンブルドアの遺品3つ
死の秘宝 3つ
全て三位一体。
・ニワトコの杖・蘇りの石・透明マントの物語の影絵のアニメーションは、傑作でした。そしてそのモチーフのシンボルはまるでフリーメイソンのプロビデンスの目(ピラミッド×目)です。
・ハーマイオニーの四次元ポケットや、大自然の絶景キャンプなど従来と違った表現も多くマンネリを払拭出来ました。ロンの嫉妬が映像化したシーンがとても印象的。
・テント内でのダンスのハーマイオニーの笑顔から幸せをもらいましたがそのあと表情が一気にトーンダウン。そのためハリーの英国紳士な対応で収まりましたが、親友の彼女と寝てしまわなくて本当に良かったです。
・分霊箱のロンの妄想が映像化するシーンが凄い闇でした。

◆改善点
・分霊箱、魔法でダメなら電車やバスに轢かせるか万力で挟むなどまだ試すことは多いのにあきらめている点と、蛇語が有効なのは伏線もなくなぜひらめいたのか謎でした。

◆総括
・ポリジュースはゴブリンの小便の味。魔法省の入り口の入り方。ドビーはエルフという事が分かりました。ドビーが分霊箱の魔力でゴラムのようにペンダントに憑りつかれなくて安心しました。
いつも視聴時間が長く大変なシリーズですが続きが気になるので今夜は徹夜でイッキ見します!

-2019年150本目-