アメリカがパナマにおける自国の権益を守るために政治権力を握りそうな麻薬王を排除するべくスナイパー二人を送り込む話。
普通に内政干渉だし、客観的に見てスナイプは物陰に隠れて不意をつく、反撃が困難な遠方から一方的に相手を殺戮する卑怯な手だ。
しかしこの映画の主題はそこじゃ無い。
二人の邂逅と葛藤。反目と理解。
ペケットが、草むらで犬をやり過ごすシーンは流石におかしいと思ったが、だって終日あれなら垂れ流しでしょ?
緊張感が途切れない演出は良かった。
B•ゼイン、どこかで見たと思ったらタイタニックの憎まれ役だったのね?あのクソ野郎の演技は素晴らしかった。