バグダッド・カフェ＜ニュー・ディレクターズ・カット版＞のぺーのレビュー・感想・評価

映画 バグダッド・カフェ＜ニュー・ディレクターズ・カット版＞(1987/2009)西ドイツ/108分
監督 パーシー・アドロン
脚本 パーシー・アドロン
　　 エレオノール・アドロン
音楽 ボブ・テルソン
主演 マリアンネ・ゼーゲブレヒト
　　 ジャック・パランス
　　 CCH・パウンダー
　　 クリスティーネ・カウフマン
　　 モニカ・カルフーン
　　 ダロン・フラッグ
　　 ジョージ・アグィラー
　　 G・スモーキー・キャンベル
　　 ハンス・シュタードルバウアー
　　 アラン・S・クレイグ

なんだこれは......心地よすぎる......幸せすぎる......癒しの傑作かよ......。
ぽっちゃりで心が美人な女性ジャスミンと毎回イライラしてるカフェの主人の女性ブレンダ、お互い男を捨てて哀しみに溢れた感情を持ちつつも、段々と心通わせて仲良くなって周りともかけがえのない存在になっていくのが好きだ。
次第に必要とされている、必要としている、決して都合のいい相手ではなく心から大事に思っている存在になっていくというのが楽しかった。
カフェの店員も客も変人なんだけど可愛くて良い人すぎて、自分もここにいたい。
ピアノ音楽に関してなんだけど、実は去年の12月に都庁のピアノ弾ける場所で誰かが本作のサントラの1つを弾いていて、さっき鑑賞していた時に「この作品が元ネタだったのか！」と気付いてすっごく嬉しい。
撮影構図も編集も好みで、演出も癖になりました。
通常版と完全版は観れていませんが、どうやらアメリカ版は150分もあるらしいです。