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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>のぉゅのレビュー・感想・評価

3.9
2023年 鑑賞 23-75-13
NHK BSプレミアム にて
「シュガーベイビー」「サーモンベリーズ」等のパーシー・アドロン監督・脚本による、1987年制作の(当時)西ドイツ製作の映画のパーシー監督が全てのカットの色と構図を調整し直した「バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版」として2008年に製作されたバージョンで、アメリカ合衆国の砂漠地帯にあるダイナー兼ガソリンスタンド兼モーテル「バグダッド・カフェ」に集う人々と、そこに現れたドイツ人旅行者の女性ジャスミン(マリアンネ・ゼーゲブレヒトさん)の交流を描いた作品。

ー 聞こえるはずよ あなたを呼ぶ 私の声が 分かるでしょ? あなたを呼んでいるのよ ー
人気コミック「ONE PIECE」の敵の組織の幹部たちが集まるカフェのモデルになったということを思い出した作品。

あのカットって不思議を生む... 、傾いたカットの多様、印象的な黄色と赤色、ジャケットのタンクが映ると気になってしまう...

車がバックで... 、コーヒーの飲み方?吸い方?、コーヒーのないカフェ?、ヒステリックなおば様、支払いは現金?カード? いや小切手、太陽が2つ昇っている絵、コーヒーお湯入れ過ぎ?、保安官に電話「彼女の持ち物が... 」 危険人物?、警察官と何も出てこない現状、自由の国、延泊と「勘弁してよ」、娘の失踪とバックパッカーの来訪、徹底的に掃除!ここ!ジャケットのカットだっ!、掃除からのあの人の沸点が... 「ここは私のオフィスよ!空っぽじゃない!どこがオフィスと言える?」、皮肉?「片付けな!ここは客用のオフィスだよ」、ブーメラン? 凄っ!、ドイツとアメリカの文化の違い、ドイツ人がアメリカの家族(家族同然を含む)の心を掴んでいく話?でも大ボスは...

あの絵はあの人が!俳優じゃなかったの?、夕暮れ時のブーメラン エモい!、クラッカーと手品、あの花の手品は両方ウルっと来た、マジックショーと絵のシーンの繰り返し 絵のシーンのテーマソング好き!&耳に残る!、「ここで働いてる?」グリーンカードの有無と観光ビザ切れ問題... そしてお別れ... 、店は休み?みんな不調?家族を失ったような空気... 馴れ合い過ぎ...

クライマックスの展開はウルっと来る!歌のシーンは最強!ラストの2人の決断もまた良かった!不思議から入って徐々に引き込まれていく感じが最高!何度も観てより作品にハマりたい!あと登場する黒色の衣装や黒電話など黒色も残る... 私のただの妄想だが... 黄・赤・黒ってドイツの国旗を表してる?

「荷物をまとめてさっさと出ていきな そのデカ尻を撃つよ 自分の子供と遊んでな」「子供はいない」「... さっきのは悪気はなかった どうかしてた」

「また会えてうれしいよ」

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