「グラウンドホッグデー」
小さな田舎町のイベント。
そこはパンクスタウニー。
人気天気予報士のフィル。
ビル・マーレイが演じる。
自己中心的でイヤなヤツ。
退屈な田舎町に辟易して、
早く帰りたくて仕方ない。
番組のプロデューサーであるリタ。
アンディ・マクダウェルが演じる。
今回は初めて取材に同行している。
フランス詩をこよなく愛している。
フィルとは正反対の人が好きです。
物語の二人が中心となります。
ロマンティックコメディ映画。
それが本作のメインですから。
他の登場人物はデジャ・ブを演出する。
カメラマンのラリーに、
保険セールスのネッド、
口説かれるナンシーと、
ガスとラルフのコンビ、
ウェイトレスのドリス、
大金で雇うピアノ教師、
ホームレスの老人など、
パンクスタウニーの人々が演出します。
何をしても必ず2月2日に戻る。
その日にどんな事をしていても、
リセットされて2月2日に戻る。
最初は戸惑うフィルだけど、
次第に楽しむようになって、
繰り返される日々を楽しむ。
だが、それが半年を過ぎて、
フィルの精神は病んでいく。
ビル・マーレイの病む表情は強烈だ。
あの死にそうな顔は傑作なのである。
フィルの当初の目当てはリタ。
皮肉るような態度であるけど、
実は一目惚れしていたフィル。
繰り返す日々でリタをモノにしようとする。
彼女の理想的な男性になるべく努力をする。
しかし、それは間違っていた。
それに気づいて変わっていく。
晴れやかな気持ちなったフィルは、
運命を受け入れて心を入れ替える。
その表情は本当に楽しそうだった。
まさにビル・マーレイの為の作品。
彼なしでは本作を語っちゃいけない。
まさにビル・マーレイの演技力だ。
ループする同じ日々。
自分ならどうするか。
「今日は昨日の明日」
RE-102