タマル

恋はデジャ・ブのタマルのレビュー・感想・評価

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)
3.0
なんかデジャ・ブだなー、と思ったら、「時間を繰り返して、意中の女性に告白する」という大筋は、すでに手塚治虫の『ザ・クレーター』における時の土管で見てました。
ただ、それと違う点としてはいわゆる「タイムラビリンス」ものだということですね。 『ディーグレーマン』で初めて知った形式です。「世にも奇妙な」にもあったかな? 他にもいっぱいあったと思いますが、まぁとにかく既視感がすごい設定です。
ただ、内容は結構エグいよこの映画。地で「馬鹿は死ななきゃ直らない」をやるからね。いやはや、コメディじゃなかったら、見るに耐えなかったかな。本作をシリアス路線に変換した亜種作品はいっぱいありそうです。個人的に影響を受けてそうな作品として、カフェでこれから起こる出来事を一つずつ言っていくシーンから
ゲームの『ライフ・イズ・ストレンジ』を連想しました。

ということで、面白かったんですが、残念ながら本作はラブコメだったのでこのスコアです。
ラブコメじゃなきゃもっと高かったかな。残念。
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