【6m】
“男なら見るべき”
そんなレビューが散見される本作。
168分間の血沸き肉躍る骨太映画であった。
WWⅡ・ドイツ・収容所とくれば基本的には暗いイメージがつきものであるが本作は、それをまったく感じさせないつくりであり、ビリーワイルダ―の名作「第十七捕虜収容所」に通ずる爽快感すら感じることができる。
その主な理由は陽気な音楽と、花や木などの自然、男たちの見せる希望への表情・笑顔に集約される。
ドイツ軍が支配する収容所に収容された連合軍の兵士たち。
「250名を収容所から脱走させる」
というこの途方もない計画のために、曲者たちが一致団結して準備を進めていく様に興奮を覚える。
集められた兵士たちのそれぞれがその道のカリスマであり、各々が自分の力を発揮するところもさることながら、各々にドラマがあり、脱出に至るまでにうまい具合にアクシデントに陥るところが面白く、またこちらをハラハラさせる。
果たして何人が脱出でき、そして成功を収めるのか。
これはネタバレになってしまうので私もあえて叫ぼう
“男なら見るべき”
と。
(女性の方もどうぞ(^^♪)
2019.1.15