銀行に眠る秘密の資金をハッキングで奪おうとする謎の男ガブリエルに協力を強いられる天才ハッカーのスタンリー。ガブリエルとスタンリーは銀行に乗り込み、従業員や客に爆弾を巻きつけるが。。。
最初のシーンの600台のカメラを使った爆破シーンで有名なこの映画だが、ミスディレクションを絡めたあっと驚く結末が持ち味の映画でもある。
しかし、何よりこの映画を有名にしてしまったのは悪役のガブリエルの動機だ。彼はアメリカへのテロに報復する機関をつくる為に大金を強奪しようとするのだ。この映画がアメリカで封切られたのは2001年の6月。9.11テロ直前なのだ。しかも、ガブリエルはまんまと大金を得てしまう。そんなことしなくても10月以降ならテロへの報復に簡単に予算が下りただろうに。。。