この作品を観て私が泣かないわけがなかった。
号泣ムービーがまた1作品増えた。
いざ、孝行をしたいと思ったとき親や兄弟、祖父母はいないことが多い。
まさにこの作品を観ながら祖父のことを思い出した。
すでに他界してしまっているが、反抗期だった私は認知症となった祖父を面倒だと嫌ってしまっていた部分もあった。
でもきっとこの作品のおばあちゃんのように無償の愛で孫の私たちを可愛がろうとしてくれたんだろうなぁ。
そんなことを思いながら観ると、この作品が他人事じゃなくなってきて涙腺がゆるゆる。
おばあちゃんと、都会からやってきておばあちゃんの家に預けられた孫。
反抗しまくる孫を見守るあの優しい眼差し。
2人の心が通じ合ったときもだったけど、ラストがやっぱりぐっときたなぁ。
メイキングを観てても泣けるんだもん。
おばあちゃんや、村の人々は素人さんらしい。
あの眼差しも血のつながりを超えたリアルな優しさだったんだろうなぁ…と感じるとまたグッとくる。