ことのは

フェイス/オフのことのはのレビュー・感想・評価

フェイス/オフ(1997年製作の映画)
4.0
【生き残るのはただ一人・・・。】

爆弾の在処を探るために、息子を殺したテロリストと顔を入れ替える手術を受けたFBI捜査官のお話。

久しぶりにジョン・ウー映画を観たくなって鑑賞。

ハリウッド進出しても自分の様式・美学を貫いた映像はカッコ良すぎるし、ある意味ここまで徹底されたなら笑えてくるほど素晴らしい。

二丁拳銃、鳩、スローモーションと、『男たちの挽歌』から信じてブレないジョン・ウー美学。

そのジョン・ウー美学に、ハリウッドの曲者2人ニコラス・ケイジ×ジョン・トラボルタが途中からどっちがFBIでどっちがテロリストだか、忘れるくらい圧巻の演技で撃ち合い騙し合う。

久しぶりに観ると、トラボルタの奥さんは『ジェイソン・ボーン』シリーズのパメラ・ランディ!と気付いて嬉しかった。

90年代のハリウッド映画は、まだCG頼りじゃなく脚本で魅せる映画が多いから、見応えがあり本当に面白い。
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