【生き残るのはただ一人・・・。】
爆弾の在処を探るために、息子を殺したテロリストと顔を入れ替える手術を受けたFBI捜査官のお話。
久しぶりにジョン・ウー映画を観たくなって鑑賞。
ハリウッド進出しても自分の様式・美学を貫いた映像はカッコ良すぎるし、ある意味ここまで徹底されたなら笑えてくるほど素晴らしい。
二丁拳銃、鳩、スローモーションと、『男たちの挽歌』から信じてブレないジョン・ウー美学。
そのジョン・ウー美学に、ハリウッドの曲者2人ニコラス・ケイジ×ジョン・トラボルタが途中からどっちがFBIでどっちがテロリストだか、忘れるくらい圧巻の演技で撃ち合い騙し合う。
久しぶりに観ると、トラボルタの奥さんは『ジェイソン・ボーン』シリーズのパメラ・ランディ!と気付いて嬉しかった。
90年代のハリウッド映画は、まだCG頼りじゃなく脚本で魅せる映画が多いから、見応えがあり本当に面白い。