碧SU

ロボコップ2の碧SUのレビュー・感想・評価

ロボコップ2(1990年製作の映画)
3.0
※古い映画なのでネタバレ込みで書いてます。

1を見たなら、2も見ます。
でも3見直すとしたら、だいぶ先かなw

非常に1を意識しすぎている印象。

前作でマーフィの吹き飛んだ右手はグロくて強烈でしたが、
今作でロボになっても同じ部分が吹き飛びますw
潜入してボコボコにされるのが再び工場だったり、
所々CMを挟んできたり、
続編だから、1の良さを踏襲するのは分かるけど…
そこまで似せんでも…全体的にパンチが弱いです。

CMのクオリティがバーホーベンと比べると強烈に弱い。
皮肉に満ちた社会風刺描写が全然足りない。

敵に子供がいるのも、ちょっと違うなぁ…

しかし、分かりやすい娯楽として見ると悪くはないです。
例えるならミュータント・タートルズ的な映画として見るとw

オムニ社の社長は3の伏線なのか随分日本がお好きのようで、
会社に室内露天風呂&鎧甲冑を用意w
このバカバカしさは好きです。シュレッダーかよ。
今作のボスとなる敵ロボットは、
脳みそが入って動いてる時点で、クランゲですね。

まあ、タートルズ的な指摘はおいといてw

フィル・ティペットのストップモーションアニメ技術が存分に見れるという点では、この敵ロボットが動きまくって最高です!CGが全てじゃないんだよ、古き良き技術は語り継ぐべき。

今作ロボコップの、メタリックブルーは嫌いじゃない。

心理学者のファックス博士が出世しか考えないようなムカつく悪い女ですが、けっこう味があってキャラ的に一番好きかもしれない。(こいつが一番悪い奴なんじゃない?)

最後に…ピーター・ウェラーの出番少なすぎ!
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