赤いシャツに身を包み颯爽と歩いてくる青年。一瞬、誰?と思うほど顔も体もシュッとしている別人のようなジョン・トラボルタだ!それだけで釘づけなのにしなやかにセクシーに踊る踊る!!でも、それだけじゃなかった。
見た目とは裏腹に純情で硬派なトニー。
一方で急に興ざめししてないがしろにする。
家族・友達・新しい出会い。
起こるべきして起こったような数々の出来事。
あの橋を渡っていたのは自分だったかもしれない。
あの橋の先に夢を見たのは自分だけじゃなかったのかもしれない。
もどかしくて、ズキズキする。でもその手を握ってあげたい。
行き場を失くしても一つ見つけた帰る場所。
ずっと見つめていたいような優しい抱擁。
とある場所にいて見つけた早くして逝ってしまった父が遺したDVD。土曜だしサタデー・ナイトフィーバー見てみようと思ったら、全然違うところに行き着いた。思えばブレード・ランナーも父親のDVDがきっかけだった。
この映画公開時、起業しようと奮闘していた20代の父はきっとトニーの思いに自分を重ねていたのかもしれない、と若き日の父を思ったのでした。素敵な映画をありがとう!
Saturday Night Fever/Bee Gees