「サタディ•ナイト•フィーバー」を観ました。というかスカパーで「ステイン•アライブ」がやるのを知って、久しぶりに見ちゃおうと思いまして。
いやー、ドラマが重厚！ニューヨークから橋一つ隔てたブルックリンに住む青年が負のスパイラルに嵌り、貧困に喘ぐ姿がとても物悲しく描かれています。彼の唯一の救いは土曜の夜のディスコだけ。そこでは、彼はKINGになれる…。ほろ苦い青春を切り取った傑作ですね。また、童貞の彼がその容姿と華麗なダンスから女の子達の憧れの的になるけどそれを持て余す様も何か微笑ましい。また、扱い方が分からず女の子の扱いが酷所とか苦笑いですが…。
ラストシーンのパートナーとの友情の誓いなどはこの映画の象徴とも呼べる箇所なのです。男女の友情って存在するの？何て甘酸っぱいセリフなのでしょう！
ファンクなタイトルと使われている楽曲の派手さ、ダンスシーンの華麗さからポップ映画と捉えられガチですが一本芯の通った映画でした。
やはり、物事が付かない子供の頃に見るのとは印象が違います。特に、ブルックリンの貧困やへの差別、敬虔なクリスチャン、など背景を感じとるには幼さすぎた気がします。
