♯39(2025年)ポエムとタバコ
2025年3月22日来日
レオス・カラックス監督
長編デビュー作
アレックス三部作 第一弾
舞台はフランスのパリ
主人公は親友に恋人フロランスを寝取られ振られたばかりの非モテ男アレックス
部屋の壁に貼ったパリの地図に、自分の起こしたイベントと場所を記録するマメな男。
一方、芸能人志望のミレーユも、恋人ベルナールと喧嘩ばかりの日々。まるで別の夢であるかのように離れている二つの世界は、徐々に距離を縮め、ついに出会うことになるが…。
延々とポエムを語り昔のパチンコ屋の店内のようにタバコを燻らすモノクロ映画です。
◆良い点/注目ポイント
・ホームパーティの家主のセレブマダムの兄の形見の大事なティーカップをアレックスはやらかします。
・日本人留学生がピンボールに夢中です。また知らないおじさんもアレックスのお金でフリープレイをします。
・劇中フランス語を注意深くヒアリングしていたら、高級料理のCuisineと、トイレ使用中のoccupiedの2つ。フランス語由来の英単語を聞き取れました。
◆改善点
・国民性なのか私のポエムに対する拒否反応なのか、クリストファー・ノーラン監督の映画より難しかったです。
◆総括
・私は教養もなくハリウッドのブロックバスター映画ばかり観ている人間なので、おフランスのポエムにまみれた高尚な作品についていけなかったのでもう一度見直しました。
その結果アレックスに手話の通訳をしてくれるお姉さんが一番美人ということがわかりました。
アレックス三部作
『ボーイ・ミーツ・ガール』
『汚れた血』
『ポンヌフの恋人』
を全てレンタルしてしまったので、マラソン完走予定ですが、これから視聴する方は
『ボーイ・ミーツ・ガール』を観てから続きを観るか判断する事を強くオススメします。
-2025年39本目-