くずみ

斑女のくずみのレビュー・感想・評価

斑女(1961年製作の映画)
4.0
夜の女の悲喜こもごもを、真珠と塔で貫く。出てくる男はみんなクズ。山村聰の負けた感あふれる表情がたまらん。内容にそぐわないポップな主題歌とタイトルバック(和田誠)が、最後はホラーっぽく感じる。あの数字!

森英恵監修とおぼしき衣裳がどれもいい。シャープな吉村真理も素敵だけど、やはりヒロイン茉莉子様。二連パールの映えるシックなミニドレス、パステルオレンジのノーカラースーツ、ホテルでの滲んだ色合いのワンピースなど眼福。登場シーンのチェックonチェックもとてもキュート。
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