DAG

評決のときのDAGのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.7
役者は揃ったといわんばかりの役者揃い。
若いマコノヒーの熱血具合が心地よい。
マコノヒーの奥様が汗だくでとっても素敵。

映画はちょい長く、丁寧に撮ってあるがゆえ、
テンポ感に欠けるかな。
ミシシッピーバーニングでも同じだったが、
アメリカ田舎の不穏で陰湿、警察もグル、
そんな雰囲気が私は好きなんですな。

にしても若い頃のキーファサザーランドは
同じようなゲス役ばかりで面白い。

ラストのマコノヒーの演説は熱い。

他のユーザーの感想・評価

池P子

池P子の感想・評価

3.0
おっ平成のアラバマ物語か?とワクワクして観出したんだけど正直面白くなかった。
マコノヒーさんサンドラ・ブロックに少しでも気持ち流れたら駄目でしょ。
というかサンドラ・ブロック居る必要あったかな?
所々で良い仕事してたとは思うけど、主人公が既婚者なんだからこの役を女性したのがいまいちだったような。
ポテチ

ポテチの感想・評価

3.5
アマプラにあるなーと思いつつ見たいけど見たくないなーと思っていた映画やっと見た
ザクライアント見たのでこっちも見ることにしました

かなりクサイ
有名人かなり出てる
裁判を通して人種差別を問うような内容でひた。胸が苦しくなるようなシーンもありますが、考えさせられました。俳優陣が豪華で素敵でした♡
この年代の映画はなんでこうも色褪せないんだろう。名優揃いで序盤からグイグイ引き込まれた。最終弁論前にサンドラ・ブロックが主人公に「あなたに見える“事件の真の姿”を彼らに見せてあげて。」とアドバイスを送るが、まさに最終弁論で主人公は事件を知らされた瞬間から被害者の父の身になって娘の寝顔を見つめていた彼だからこその弁論を揮う。そこら辺のキャラの感情やセリフがそれぞれのキャラの行動や言葉に影響を与えているところがストーリーとしてしっかりしていてよかった。最後はどうなの?って気もするけれど、創作物なのだから当時はこれぐらいやらないと世界が変わらない現実があったんだろうなと今の時代に生きているからこそ思った。まだまだ人種差別やその他の差別は溢れているし、無くならないのかもしれないけれど…。

このレビューはネタバレを含みます

2時間半を感じさせない。
引き込まれてあっという間だった。

アジアの極東の島国で
のんきに生まれ育った自分が
いかに無知であり
それが恥ずべきことであるか
思い知らされる。

結末にはさすがに驚いた。
無罪か死刑かしかないの?笑
精神異常の主張が通らなくなり、
さあどうするのかと思っていたら
最後はハートに響けお涙頂戴戦法…
そんな馬鹿な!笑
でも、黒人である親友を助ける為に、
白人の心に訴えかける、という皮肉は
なんとも言えない後味を生む。

とんでもない息子を野放しにしておいて
被害者面の相手側の母親に1番イラつく。


こんな重厚な映画に
クソみたいな感想申し上げると、
若かりしマシュー・マコノヒーが
もうホントにカッコよくてカッコよくて
眼福。
くたびれたスーツの着こなしもメガネも
最高の高。
そしてそれを上回る
ドナルド・サザーランドの
イケおじさま具合。
息子のキーファー・サザーランドが
マジでクソみたいな小物役やってるのも
面白い。


ただ、
主人公の奥様、
俳優に疎いので本当に申し訳ないんだけど、
この重いテーマの作品に於いて、
なんかめちゃくちゃ浮いてて気になった。
異様にツヤツヤぷりぷりしてて、
露出も高いし、
日本の戦争映画に
いつものテイストの深キョンが配役されてる、
みたいなとんでもない違和感。笑
女優さんが悪いんじゃないんです、
キャスティングです、悪しからず…
らん

らんの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

クライマックスでマシューが「目を閉じて想像しながら聞いて」と話す物語。目を閉じると字幕が見えないから開けてたけど、代わりに心で想像して聞いてました。マシューは感極まってうるうるし出すし、つられて私も泣きそうだったのに。

「その少女は白人でした」

私は黒人の少女を想像していたし、たぶん殆どの人がそうだったと思うのです。黒人で想像していたのが白人に変わる時、罪に対する認識も変わるということを伝えたかったんだと思うのですが、私は「〜白人でした」で吹きました。あの場にいた人たち全員が、目が点で開いた口が塞がってなくて。もうおかしくておかしくて、笑っちゃいけないと思うから、よけいにおかしくて。

にしても、マシューはかっこよかったです。俳優になる前は弁護士を目指していたそうです。
Krate

Krateの感想・評価

3.5
法廷サスペンス映画の代表作と言ってもいいほどの有名作。とにかく、出演している俳優陣が超豪華で驚く。内容は結構重たいテーマだが、サクサク進むので飽きることなく楽しめる。最終的にはハッピーエンド感が出て終わるが、法廷で色々あった割には弁護側のあの最終弁論で決着がついたオチには消化不良感が残った。
開

開の感想・評価

3.8
ドナルドサザーランドとキーファーサザーランドが親子出演してるのもしかしてレア?しかもまったく親子関係ない役で。マシューマコノヒーのいいお尻アピールいらなかったよね。
鮪

鮪の感想・評価

3.2
最終弁論、これに尽きる

足失った警察、カッコいい
奥さん美人、常に汗でテカテカ

KKKヤバ過ぎ
フルボッコで亡くなった旦那さん、銃撃された警備さん、サンドラ・ブロック、かわいそすぎ
爆弾とか…家消失とか補償あるんかね?

ヒューリー…もといサミュエルハゲ過ぎ?当時からナチュラルでこんな感じ?
とりあえず娘生きてて犯人ぬっ殺して無罪放免で最強の勝ち組
ます

ますの感想・評価

3.4
掲げられた「GOD IS WHITE」は白人の本質のように思えた。
KKKがすこぶる悪魔。
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DAGさんが書いた他の作品のレビュー

エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.9

これは魅力的な映画でしたな。
おじさんは頭の回転が鈍いから、
映画見てる最中は
ストーリーがよくわからんかったけど、
見終わった後に解説など読みまして、
なるほどなぁとなりました。
映画全体を覆うミス
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ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

3.8

美しいですねぇ、幻想的ですねぇ、
言葉にならない映画ですねぇ。
イレーヌ様を映し出す映像が
とにかく素晴らしいですねぇ。
瞳が綺麗ですねぇ、どの姿も端麗ですねぇ、
脱ぎますねぇ、いいですねぇ。
音楽も
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.6

続編あったのか…知らんかった。
前作見たのは何十年前やろ…
お薬、気持ち良さそう…いや、怖いなぁ、
ってのと髭のあんちゃんが凶暴だったのを覚えてる。
監督はスラムドックの人か…知らんかった。
見始めま
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.2

面白かったのは最初の20分くらいかな…
その後はタランティーノの趣味の世界なんで、
好きな人は好きでしょうな。
この映画最大の見せ場、
屋敷での殺陣のシーンはインパクトあるが、
緊張感なく飽きてくる。
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

5.0

出ました5点満点。
あー、もう点数つけられませんわ。
映画に引き込まれる、引き込まれるよもう。
なぜかワシの心にスンナリと入ってくるよ
この映画わよ。
美しいのですよ美しい。
なにもかも醜いものも美し
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