なつ

評決のときのなつのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.6
王道の法廷ドラマ、本当に王道でした
いい映画ではあるんだけど150分引っ張った割にこの作品で得た教訓、感じることが少なくてあっさりしてた。
キャストは確かに豪華だけどその分話を広げすぎてとっ散らかって着地が雑。
心の奥底でどうしても消えない差別意識、報復殺人について、被害者にも加害者にも残される家族がいること、そして「死刑」など、肝心な部分の描かれ方が不十分。
これでは伝わらないし上辺だけの映画になってしまっていると感じた。
どれも難しくて複雑で答えが出ることはない問題だけど、もっと重要な問題提起になったのではないかと残念に思いました
説教臭くなってもいいからテーマを持て余さないでほしかった
サンドラブロック、ドナルドサザーランドの役どころとミッキーマウスいる…?
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