カイル

評決のときのカイルのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
5.0
この映画は昔観たのですがもの凄い衝撃を受けたことを今でもはっきり覚えています。
ジョン・グリシャム原作。
ミシシッピー州のとある町で起きた殺人事件が人種問題へと発展していく法廷ドラマ。
終始、出演者たちが汗ばんでいてじっとりとした南部の暑さが伝わってきます。
若くて精悍な正義感あふれる弁護士演じるマシュー・マコノヒーのカッコいいこと!!
ドナルド・サザーランドは元弁護士役。その正義に対して悪を演じるのは息子のキーファー・サザーランド。のちにジャック・バウアーになりますが、本作ではかなりのゲス男を演じていますが結構板についています。「スタンド・バイ・ミー」でも嫌な奴を演じていましたね。
サンドラ・ブロックは昔から変わらない、あんまり年をとらない印象です。でもやっぱり可愛いかな。
その他出演者もケビン・スペイシー、クリス・クーパーやサミュエル・L・ジャクソン等豪華です。
とにかくこの映画をもう一度観たくて探したのですが、ライセンスか何かの問題でレンタルでもネット配信でも見つからず結局プレミアム価格でDVDを購入してようやく観ることができました。
やっぱり凄く面白かったです!!
重いテーマだし意外と地味なので万人にお薦めできませんが、「十二人の怒れる男」が好きだったら必見の作品です!!
気軽に手にすることが出来ないのが難ですが・・・
追記:「A time to kill」で検索したらアマプラにありました!!
カイル

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