Kota

評決のときのKotaのレビュー・感想・評価

評決のとき(1996年製作の映画)
3.9
“真実を追い求めるのは私たちの思考か、それともハートか。”

10歳の娘を二人の白人青年に強姦された黒人の父親カール(サミュエル・L・ジャクソン)は怒りでその二人を撃ち殺してしまう。黒人差別が脈々と残る90年代ミシシッピで、弁護士のジェイク(マシュー・マコノヒー)と、法務学生のエレン(サンドラ・ブロック)はカールの無実を勝ち取るために戦う。

このストーリーとキャスト陣を書くだけでも名作臭が半端ないやつ。更に相手側の検事はケビン・スペイシーだったり、巻き添えで撃たれた警官がクリス・クーパーだったりどんだけというほど豪華。法廷物が好みってとこもあるけど二時間半釘付けになった。

若かりしマシュー・マコノヒーがイケメンすぎるし、サンドラ・ブロックの演技も毎度のこと最高(最後まで二人の関係がプラトニックなのがよかった)。実話ではないからKKKが出てきたり、家が燃やされたりと若干のやりすぎ感は否めないけど、それでも至極の作品だから是非みんなに見てほしい一本!
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